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風力発電には実は大きな可能性があるのだ・・・・ というお話し
■世界風速地図・・・世界8000ヶ所の風速分布
2005年5月、米国スタンフォード大学の研究チームは世界風速地図(↓)を完成しました。

これは、世界8000ヵ所の風速を示したものです。研究チームによると、8000地点のうち現在使われている風力タービン1基を動かすのに十分な強さの風力が観測された場所は少なくとも13%約1000ヶ所にのぼり、こうした地域すべてに風力タービンを設置すれば72テラワットの電力を生成できるとのこと。(キロワット×1000=1メガワット→×1000倍=1ギガワット→×1000倍=1テラワット)。米エネルギー省は2002年の世界の総電力需要量を約14テラワットと算出しており、それと比較すれば5倍以上の電力量です。即ち、世界のエネルギーを風力で賄うことも不可能ではないということです。
この72テラワットという数字は、利用可能な風力がどれだけあるかを数値化したもので、丁度、地球に利用可能な石油資源がどれだけあるかという見方に近く、必ずしもそれを全部実際に利用できるという意味ではありません。それでも、この数字は十分に控えめな値だということ。データを提供した8199ヵ所の風力観測施設は、ほとんどが先進国に集中しており、アフリカ、アジア、特に潜在力のある中国などについては、大まかで、多くの場合控えめな推測値を出さざるを得なかったということです。
■国内の研究でも「半分以上を賄うことができる」という結論
古い話ですが、98年10月のNHKの番組では国内風力発電の第一人者である足利工大の牛山泉教授の研究が紹介されました。それによれば、当時、日本の風力発電量は全体の0.01%しかありませんでしたが(現在でも0.5%程度、2010年目標は1.2%)、国内でも強風地域をきちんと利用すれば4%を賄うことができること。さらに海洋、島しょ部を含めば56%が可能であると結論付けています。
このような研究成果が示されると、「化石や核に頼らナケレバナラナイ」という言い方はしだいに説得力を失ってきます。
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