Ecological Footprint




地球1個分の暮らしへ・・・・ というお話し


エコロジカル・フットプリント(Ecological Footprint)を知っていますか?

これは、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)のマティース・ワケナゲルらが開発した新しい概念です(日本へは同志社大の和田喜彦氏が紹介)。フットプリントとは足跡の意。直訳すれば「生態学的足跡」となります。

人間が生きてゆく為には、水、食糧をはじめ多くのものを土地から得ていますが、一方で私たちが排出するし尿から炭酸ガス、廃棄物なども最終的には地球の自然が処理しています。このように人間の生活は自然の生態系に負っている訳で、その度合いを土地の面積に換算して示そうとしたものがエコロジカル・フットプリントです。

或るエリアの生産や消費などの「活動」規模を地球上の面積に換算表示し、その面積を当エリア内の人口で割れば、そのエリアのエコロジカル・フットプリントが求められます。地球の面積は限られていますから、その面積を現在の総人口65億人で割れば、一人に公平に割り当てられた面積が得られます。その値は、1.8ha/人


日本人のエコロジカル・フットプリントは?
日本人のエコロジカル・フットプリントは4.3ha/人。公平な割り当ての2.4倍です。これは言い換えると、世界中が日本人のような暮らしをすると地球が1個では足りない。2.4個必要だということを意味します。




アメリカ人の場合は?
アメリカ人なら9.5ha/人。地球が5.3個必要です。




でも、もちろん地球は1個。 97年京都会議の「成果」のひとつである排出権取引も問題の本質からはズレていることが良く分かります。地球をたくさん使っている人々には、自らがまず地球1個分の公平な暮らしに戻してゆく責任があるのです。